相談窓口担当者向けハラスメント研修


 

相談窓口の対応が適切であれば、被害者が安心します。そして、落ち着いて加害者の再発防止策をとることができます。

しかし、相談窓口の対応が不適切であれば、問題がこじれて離職や組織風土の悪化に繋がったり、裁判沙汰になったりするリスクがあります。そうすると、被害者・加害者・会社のそれぞれに大きな負担になってしまいます。

リスクを軽減するためには、ハラスメントの窓口担当者に対する教育が重要になります。ハラスメントの概要を理解するとともに、ロールプレイをしながら相談を受けるときのポイントを理解します。

 

●対象者

・ハラスメントの相談窓口担当者

・相談窓口に関係する管理監督職

・人事労務部門

 

●ねらい

・ハラスメントの窓口担当者としての役割を理解すること。

・ハラスメントの概要を理解すること。

・窓口担当者の失敗しやすいパターンと好ましい対応とはどういうものかを理解すること。

・好ましい対応をするための手順を学ぶこと。

・傾聴のスキルを磨くこと。

 

●カリキュラム例

項目

内容

13:00

ハラスメントとは

三大ハラスメント

企業におけるハラスメントの実態

加害者・経営者・会社の責任と影響

13:15

パワハラの知識を持つ

パワハラとは

セルフチェックをしよう

パワハラの基準

これはパワハラ?

事例紹介

13:40

セクハラの知識を持つ

セクハラとは

セクハラの基準

これはセクハラ?

14:00

マタハラの知識を持つ

マタハラとは

マタハラの基準

これはマタハラ?

14:15

ハラスメントを
防ぐために

効果的な予防策

窓口の役割

14:30

相談の進め方

よくない窓口対応の事例

好ましい窓口対応の進め方

共感的な傾聴「ペーシング」

相談練習

16:50

質疑応答

 

17:00

(終了)